人間、どうしても間違えてしまう生き物です。
しかし、受験本番での間違いは命取りになってしまいます。
特に、計算ミスによって点を失うことが多々あります。
今回はそんな計算ミスを減らすコツについて書いていきます。
自分のミスをする傾向を掴む
まず、自分が計算ミスをした箇所を記録しましょう。
すると、自分が間違えるシチュエーションが分かります。
たとえば、「二次関数の平方完成をいつも間違える」や「定積分の計算を間違える」と言った具合に自分の間違えやすいポイントを理解し、その手の問題が出たらなるべく意識して計算しましょう。
意識するだけでだいぶ違います。
検算する癖を身につける
煩雑な計算になると計算ミスしやすくなる傾向があります。
その時に検算をする癖をつけましょう。例えば、
掛け算で24×25を計算する時、25×24を計算して答えが一致することを確認する。
といった些細なことでいいのです。
極端な値を代入して確認する
答えが出た時、その答えが妥当かどうか確認する癖をつけると良いです。
明らかに妥当でない答えを出したらすぐ分かるのですが、そうではない時があります。
その場合は極端な場合を想定して答えが妥当かどうか確認しましょう。
たとえば
数列の一般項が出た時、n=1,2,3など小さい値を代入して正しいことを確認する。
といったことや
物理の二体問題の場合、M=mやM→∞を考えてみる。
といったことを試してみて、妥当かどうかを考えることがとても大切になります。
単位を確認する
特に物理、化学において重要です。
計算をミスしていると単位も間違えていることが多いです。
単位であればすぐに確認できることなので、答えを出したらすぐに単位を確認することを癖付けましょう。
ミスをしない人間は存在しないため、上に挙げたことは気休めにしかならないと言う意見もあります。
しかし、上記のことは確実にミスする確率を減らすことができます。
なるべくミスを減らすことが受験を勝ち抜く上では大切なことになります。是非とも実践してみてください。
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