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東京工業大学に合格するためには揺るぎない基礎力とその運用力が要求されます。

このページでは現役東工大生である当塾創設者が東工大について、また入試の傾向と対策についてご紹介します。

概要

東京工業大学は2018年に指定国立大学法人の指定を受けた東京都目黒区大岡山にメインキャンパスを構える国立大学です。

2019年度の新入生から学院制を採用しており、(2016年度入学者も学院適応されます)学士・修士・博士の教育カリキュラムを切れ目なく一貫させた教育体系をとっています。

学院について

東工大の学院は

理学院(理学部)

工学院(物理寄りの工学部)

物質理工学院(化学寄りの工学部)

情報理工学院(コンピューター寄りの工学部)

環境•社会理工学院(建築や土木寄りの工学部)

生命理工学院(生物よりの工学部)

の6つに分かれています。

入試について

東工大を受験するには共通テストで5教科7科目を受ける必要があります。

その共通テストでの合計点が600点を超えていれば東工大への出願権が得られます。

(※東工大入試では二次試験に共通テストの点を使いません。)

東工大を第一志望校にする人であれば、ここはほとんど通過できるので特に心配はいりません。

二次試験の配点は

 数学300点

 物理150点

 化学150点

 英語150点

の合計750点満点です。

大きな特徴として、他の難関大とは違い物理と化学が分けられて試験が行われます。

試験日程は

2/252/26
数学 9:30~12:30物理 9:30~11:30
英語 14:00~15:30化学 13:00~15:00

となります。

過去のデータ( https://admissions.titech.ac.jp/admissions/admission/admission/data )を参照すると、このうち合計450点(6割)以上取れば情報理工学院を除く学院には間違いなく合格できると言えます。

全ての科目で6割以上を取れるのが理想ですが、数学の比重が大きいため、数学が得意であれば他の教科があまり得意ではなくても合格しやすくなっています。なので日頃から数学に力を入れて勉強すると良いと考えられます。

各科目の傾向・対策について

数学

東工大受験において数学はとても重要です。

二次試験の4割の点が数学に充てられています。また、制限時間180分で大問5つで出題されるため、大問1つあたり36分をかけることができます。ここから「入試について」項で記した通り数学に力を注ぐ必要があると考えられます。

東工大数学は毎年易しくなってきていると言われています。しかし、東工大受験生は数学が得意な人の割合が比較的高いため、高得点争いになる可能性があると考えられます。そのため、油断はできません。前述のように、二次試験の配点の4割が数学に充てられているため数学で点数を稼げれば他の教科で楽ができます。

毎年微積が出題されていますので、その単元では必ずどんな問題でも解けるようにしておくのが理想です。

物理

制限時間120分で大問3つで出題されます。

毎年、力学と電磁気が必ず出題され、年によって熱学と波動のどちらかが出題されます。

東工大物理は標準よりやや難しくなっています。

入試本番では簡単な記述と解答をすることを要求されます。そのため、揺るがない本質の理解と基礎力が必要となります。逆に、本質をしっかり理解し、基礎力を手に入れると物理では得点しやすくなります。

化学

制限時間120分で大問3つで出題され、理論、無機、有機それぞれから満遍なく出題されます。

以前は2011年度第一問のような超難問が出題されていましたが、近年はやや易しくなっています。

東工大化学は、記述解答がなく、全て答えのみの出題となっているので教科書などの細かいところまでしっかりと理解し、知識をつけることが必須となります。それに加えて裏ワザ的知識、解法を身につけるとより高得点が期待できます。

英語

制限時間90分で大問2つで出題されます。

難易度としては標準レベルですが、大問2つ合わせて2,000字を超える超長文が出題される傾向にあるため文章全体を理解するために速読力と必要な箇所を正確に理解する精読力の両方を兼ね備えている必要があります。

意外と英語で点を取れていない東工大生が一定数いるため、英語で点を稼げれば大きなアドバンテージになるはずです。


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なぜなら講師は全員東工大の入試を突破しており、東工大入試について精通しているからです。

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